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WIPO GREEN関連企業の特許状況

3月 2, 2024

WIPO GREEN関連企業の特許状況

先日、こちらのブログにてWIPO GREENの紹介を少しさせていただきましたが、

WIPO GREENについてと、インドネシアのPOMEの有効利用についての資料について

今日はこのWIPO GREENの紹介をさせていただいた記事の中でとりあげた、「Animal Feed Supplementsについて」での、Sustainable Nutrition (略してiCell)という、私が調べる限りでは中国ベースの企業について、この企業が出願している特許について、簡単に調べたので、少し紹介をしたいと思います。

今回も早速Lens.orgでiCellの特許出願状況について見てみました。

フアミリー単位で5特許、件数は7特許出願確認をすることができました。

主な出願国:マレーシア、アメリカ、中国

「自己消化法を利用した好気性単細胞タンパク質の製造法」、「汚泥酸加水分解による微生物アミノ酸の抽出方法」、「高活性グレードフミン酸及びその製造方法」、「微生物生産のためのシステムと方法」、「微生物原料と処理水製品を同時生産する資源回収法」について出願している。
このうち、「自己消化法を利用した好気性単細胞タンパク質の製造法」について、マレーシアで権利化がされている。

WIPO発の情報は、日本企業以外の企業や、日本が権利対象国に入っていない場合の知財戦略について、良質の分析材料となりうるので、今後も色んな視点から、WIPO発の情報について分析を行ってみたいと思います。