学び続けることが必須な業界
知財業界によらず、士業の世界は学び続けることが必要な場面が多いと思いますが(法律を扱っていると法改正というものが付き纏いますし、クライアントのニーズに応じて様々な分野の知識が必要な場面が出てきます)、特許となると、常に最新技術の知見を有していることが求められ、それこそ学び続けることが必須な業界といえます。
また、昨今AIやデータサイエンスと言った分野が横断的に様々な業界で用いられるようになり、一昔前であればそういった分野からは遠いと思われた化学やバイオの世界でも、今では当たり前のようにこれらの分野が入ってきているので、バイオの専門家であってもAIやデータサイエンスについてある程度の知識を有しておく必要があり、まさに日々勉強の連続となります。
私自身も、学生時代にバイオをかじったとはいえ、その後はSEから社会人生活が始まり、その後知財業界に転じた後も、様々な分野の案件を担当することとなり、勉強は大学受験で終わりと思ったところが、実際は働き出してからの方がずっと勉強している気がします。
さて、もともと薬学部に進学したいというのがあり、最近リカレント的プログラムが充実してきたので薬学に関して学べるコースがないか探してみたところ、大阪大学からこのような講座が出ていました。
ちょうどコロナということもあり、2年目からは完全オンライン授業となったのですが、業界で活躍されている方々の貴重なお話を講義として聞くことができ、また業界で活躍されている人たちとデイスカッションができたり、課題をこなしたりと、非常に充実した授業内容でした。
今は大人になってから仕事と直結しなくとも、パラレル的にいろいろなことが学べるいい時代になったと、外国語学習に続き、実感することとなりました。